健康診断を受ける前の生活習慣はどうすべきか
4月は新年度になっていることもあって健康診断が多いいかもしれません。
毎年行われるならその1か月ぐらい前から少しずつ生活改善をしようとする人がいます。
いつもは遅くまで残業しているのに控えたり、お酒やたばこもその前の一定期間は減らしたり断ったりするようです。
検査結果を見ると無事健康体であることがわかり、それ以降はまた残業をたくさんして、お酒やたばこもいつもの量に戻しました。
さてこの行為は問題があるかどうかです。
健康診断の目的は痛みなどではわからない病気などを探すところにあります。
病気で体に異常があると、それが血液や尿などに出やすくなります。
健康診断では内臓そのものを見ることはなく、血液や尿の異常から問題を把握します。
ただ一定期間タバコやお酒を減らすと血液などに病状が出にくくなり、病気があるにもかかわらず見逃される可能性があります。
より正しい情報を知りたいのであれば、健康診断前に一時的に健康的な生活をするのは意味がないかもしれません。